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本:あんじゅう 三島屋変調百物語事続 [本]

本:あんじゅう 三島屋変調百物語事続(宮部みゆき/著)[2010-9-29読了]

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さあ、おはなしを続けましょう。三島屋の行儀見習い、おちかのもとにやってくるお客さまは、みんな胸の内に「不思議」をしまっているのです。ほっこり温かく、ちょっと奇妙で、ぞおっと怖い、百物語のはじまり、はじまり。[セブンネットショッピングより]

久しぶりの読書でした。

あ〜、面白かった。

相変わらず、上手いなぁ。

稀代のストーリーテラーですね。

才能の泉はいつかは必ず枯れる、なんていいますが、この人の才能ってゼンゼン枯れる気配がしないですね。

何年か前に読んだ「孤宿の人」なんて、本屋さんで表紙を見ただけで今でもウルウルしますもん。










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本:いつでも夢を TOKYOオトギバナシ [本]

本:いつでも夢を TOKYOオトギバナシ(辻内智貴/著)[2010-5-11読了]

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本の内容:手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。その姿を放ってはおけない二人の男。女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。生きるのに無器用な、売れない小説家。それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、やがてそれは、大きな愛情へと育ってゆく。太宰治賞作家が描く、ひとを愛するよろこびに満ち溢れた「純愛小説」の傑作。[セブンネットショッピングより]

先日試写会で観た「信さん 炭坑町のセレナーデ」の原作者である辻内智貴著の本です。

試写会の舞台挨拶ではじめて知った作家でしたので、どんな本を書くのかと思い、読んでみました。

一人の若い女性を中心に売れない小説家、ヤクザ者、元刑事とその妻などなどが絡んでくる内容ですが、全体に優しさがあふれたお伽話(まさにタイトルどおりですね)になっていて、こころが穏やかになります。

じぇったい(笑)にあり得ないハナシですが、1〜2時間で読めますので、何かの折に一服の清涼剤としてお薦めです。





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本:エデン EDEN [本]

本:エデン EDEN(近藤史恵/著)[2010-4-7読了]

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書籍紹介:あれから三年-。白石誓は、たった一人の日本人選手として、ツール・ド・フランスの舞台に立っていた。だが、すぐさま彼は、チームの存亡を賭けた駆け引きに巻き込まれ、外からは見えないプロスポーツの深淵を知る。そしてまた惨劇が…。ここは本当に「楽園」なのだろうか?過酷なレースを走り抜けた白石誓が見出した結論とは。[Yahoo!Booksより]

たまたま電車待ちに立ち寄った本屋さんで装丁をみて、思わず手にしてしまい、そして買ってしまった本です。

自転車競技の内側がよく判り、また、ミステリーとしても面白かった、何年か前に読んだ「サクリファイス」のその後となる本でした。

今回は舞台が、あのLIVESTRONGのランス・アームストロングが7連続優勝を果たしたというツール・ド・フランスということで、とても面白く読みました。

自転車に乗っていない人でも楽しめる本かいな?とは思いますが、面白い本でした。

「サクリファイス」ほどのミステリー色はありませんが、ロードバイクに乗ってる人なら楽しめること請け合いです。

‥もちろん乗っていない人でも楽しめる本だと思います‥です。




本:弁護側の証人 [本]

本:弁護側の証人(小泉喜美子/著)[2010-3-15読了]

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書籍紹介:あっと驚くどんでん返し!財閥の放蕩息子に見初められ結婚した蓮子は、慣れない生活に息苦しさを感じていた。そんな折、財閥当主が殺される。殺人罪の裁判の行方は? 驚愕のどんでん返し、ミステリの金字塔!(解説/道尾秀介)[Yahoo!Booksより]

出張が多い知り合いから、「そこそこ面白かったですよ」と云われて借りた本です。

もともと30年以上前に出た本なんで、ミステリー初心者なんかには結構面白く読める本だと思うんでうが、結構多くのミステリー本を読んでしまっている伊八からすると、あまりに淡々と物語が進むんで、あそこがミスディレクションかなぁなんぞと思いながら読んでいると、明確に判らなくても、なんとなくこんなところかなぁなんて思ってしまうワケで‥。

といいつつ、ノスタルジックな感じで読ませていただきました。

昔はこんな感じの本をよく読んでたなぁ、なんて思いながらページをめくりました。

面白かったですよ。




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本:パレード [本]

本:パレード(吉田修一/著)[2010-3-6読了]

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書籍紹介:都内の2LDKマンションに暮らは男女四人の若者達。「上辺だけの付き合い?私にはそれくらいが丁度いい」。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼をするサトルが加わり、徐々に小さな波紋が広がり始め…。発売直後から各紙誌の絶賛を浴びた、第15回山本周五郎賞受賞作。[Yahoo!Booksより]

「悪人」の作者、吉田修一の本です。

マンションで共同生活をしている男女5人の人物の視点ごとに5つの章で語られていきます。

それぞれの何気ない物語が淡々と語られていきますが、最後に怖い(という表現でいいのか‥)文章が待っています。

この本を読了後、翌日に公開中の映画「パレード」を観に行きましたので、その感想も次に書きたいと思います。











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本:乾山晩愁(けんざんばんしゅう) [本]

本:乾山晩愁(けんざんばんしゅう)(葉室麟/著)[2010-3-3読了]

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書籍紹介:絵画の天才・尾形光琳に対し陶工としての才能を発揮した弟・尾形乾山。芸術家兄弟の知られざる葛藤と生きざまを鮮烈に活写する力作!表題作のほか「永徳翔天」「等伯慕影」等四篇を収録する新鋭の秀作集!第29回歴史文学賞受賞作。[Yahoo!Booksより]

本のタイトルである、乾山晩愁とほか4編、永徳翔天、等伯慕影、雪信花匂、一蝶幻景の計5編の短編集となっています。

昨年出た「花や散るらん」という本が少し気になり、作者を調べてみると葉室麟(はむろりん)という方で、初めて知る方でしたので、どうせならこの方が最初に書いた本をと思い読んでみました。

尾形光琳の弟の尾形乾山、狩野永徳、長谷川等伯、狩野探幽の姪の清原雪信、英一蝶という、それぞれ、特に「なんでも鑑定団」をよく見ている人には一度は聞いたことのある芸術家のお話です。

このなかでも特に好きだったのが、狩野探幽の姪の清原雪信の一編、雪信花匂ですね。

時代物なので、なかなか読みづらいところもあり、苦戦[ふらふら]したところもありますが、それぞれの編のエピソードや登場人物が重なっているところもあり、短編連作のようなかたちになっていて、面白く読みました。

葉室麟さんの本、また読んでみようと思います。











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本:黒百合 [本]

本:黒百合(多島斗志之/著)[2010-2-24読了]

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書籍紹介:「六甲山に小さな別荘があるんだ。下の街とは気温が八度も違うから涼しく過ごせるよ。きみと同い年のひとり息子がいるので、きっといい遊び相手になる。一彦という名前だ」父の古い友人である浅木さんに招かれた私は、別荘に到着した翌日、一彦とともに向かったヒョウタン池で「この池の精」と名乗る少女に出会う。夏休みの宿題、ハイキング、次第に育まれる淡い恋、そして死-一九五二年夏、六甲の避暑地でかけがえのない時間を過ごす少年たちを瑞々しい筆致で描き、文芸とミステリの融合を果たした傑作長編。[Yahoo!Booksより]

2009年版「このミステリーがすごい」(宝島社)の国内編で7位の本です。

昔むかし、ミステリーを乱読しているような時なら、「ははぁ〜ナルホド、うまく騙されたわい」なんぞということになるんでしょうけど、通勤電車のなかでの“ながら読み”というユル〜い読み方でしたので、ミステリーの部分は“なんとなく”判ったような、情けない状況でした[ふらふら]

が、最後まで読み通したのは、「少年時代の夏休みという時間の中での避暑地での淡い恋」という部分がとても瑞々しく描かれていて、どちらかというと文芸的なところの面白さでしたね。

このミスで7位にランクされているんで、もちろんミステリーとしてもよく出来ている作品だと思いますので、いずれにしてもお薦めの一冊ですね。







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本:図地反転 [本]

本:図地反転(曽根圭介/著)[2010-2-10読了]

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書籍紹介:総力を挙げた地取り捜査で集められた膨大な情報。そのなかから、浮かび上がった一人の男。目撃証言、前歴、異様な言動。すべての要素が、あいつをクロだと示している。捜査員たちは「最後の決め手」を欲していた-。図地反転図形-図と地(背景)の間を知覚はさまよう。「ふたつの図」を同時に見ることはできない。ひとたび反転してしまったら、もう「元の図」を見ることはできない。
[Yahoo!Booksより]

冤罪を扱った警察小説ということで、かなり多くの登場人物のなかで主人公やその同僚、先輩などなどの警察関係者関連の人物については描けているんですが、犯人とみられている準主役の描き方にいまひとつなので、どんなふうに悪いヤツなのか、それとも本当はいいヤツなのか、はたまたどうでもいいヤツなのか、要するに何者かわからないまま終わってしまっているし、その他にもいくつものエピソードがでてくるのですが、それらも回収しないままに終わってしまいます[ふらふら]

これで終わっちゃあダメでしょう[バッド(下向き矢印)]、っていう残念な本でした。




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本:水の中の犬 [本]

本:水の中の犬(木内一裕/著)[2010-2-3読了]

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書籍紹介:解決しようのない依頼を引き受けた探偵に降りかかる、連鎖する悪意と暴力。それらはやがて、自身の封印された記憶を解き放つ。『藁の楯』木内一裕が贈る、待望の極限エンターテインメント第二作。

素晴らしい!![ぴかぴか(新しい)]

[むかっ(怒り)]やられてしまいっぱなしでした。[パンチ]

ブルース(花村萬月/著)以来の衝撃でした。

このところ木内一裕の本を立て続けに読んでいて、OUT&OUT藁の楯そしてこの水の中の犬と読んできましたが、この本が最高のできです。

本来、この本が2007年で「OUT&OUT」が2009年なので、伊八は出版順とは逆に読んだ事になるんですが、「水の中の犬」の登場人物たちが「OUT&OUT」に出てくるので、なるほどこういう人物か、などと思いながら読めたのも逆に面白かったですけど‥。

木内一裕は小説はまだ3冊しか出していませんが、ストーリーテラーとして、ものすごい才能を感じさせてくれます。

このミスでは、何位になっていたんだろうと思って調べてみたらなんと!これだけの名作、傑作が、あの「このミス」に選ばれていないんですね。

ミステリーファンがこれだけの作品を見逃していたかと思うと、本当にビックリしました。

とにかく、次作が楽しみ、というか待ち遠しいというところです。

絶対にオススメ、一押しの本です。

このブログに立ち寄られた方は、これもなにかの因縁だと思って、ぜひお読みいただければ幸いです。














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本:新参者 [本]

本:新参者(東野圭吾/著)[2010-1-30読了]

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書籍紹介:日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。

もう、彼女は語れない。彼が伝える、その優しさを。悲しみを、喜びを。 日本橋の一角でひとり暮らしの女性が絞殺された。着任したての刑事・加賀恭一郎の前に立ちはだかるのは、人情という名の謎。

舞台は、日本橋。江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの40代女性の絞殺死体。「どうして、あんなにいい人が……」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。

「こんなことが出来ればと思った。でも出来るとは思わなかった」--東野圭吾 [Yahoo!Booksより]

相変わらずハズレなしの東野圭吾です。

今回はハズレなしというより、大当たり[ぴかぴか(新しい)]です。

一編毎に解決するエピソードが九つあり、その九つのエピソード全体で一つの事件が解決するという作りになっていて‥。

唸るほどに上手い。

憎らしいくらいに上手い。

巧みさが鼻につく(?)ほど上手い。

「このミステリーがすごい!2010」と「週刊文春ミステリー」でどちらも1位となっただけはあります。

読んでおいて損はない本です。

ん〜、元い。
読んどかないと損しますよ。





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